衆院は17日、額賀福志郎議長の下に設置された選挙制度の在り方を検討する与野党協議会を開いた。各党が改革案を報告。協議会は2025年国勢調査の速報値が出る来年春を念頭に結論を得る方向だ。開催は11月18日以来となる。この日の本会議では、与党提出の衆院議員定数削減法案を継続審議とすることを正式に決めた。
協議会の逢沢一郎座長(自民党)は各党に対し、理想とする制度と、現行の小選挙区比例代表並立制に修正を加えた制度の2通りについて、党内議論を要請していた。
自民と日本維新の会は定数削減法案を共同提出したが、今国会での成立を断念した。