埼玉新聞

 

「1日0・6%で運用ができる暗号資産」とメッセージ 会社員の男性が1720万円だまし取られる 暗号資産購入し振り込む 「出金するのに高額の手数料」とメッセージがあり、不審に思い警察へ

  • 【ちなみ】パトカー9=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【ちなみ】パトカー9=事件事故イメージ

 川口署は11日、川口市の男性会社員(60)が交流サイト(SNS)型投資詐欺で、暗号資産1720万円相当をだまし取られたと発表した。

 同署によると、8月11日から10月30日までの間、SNSで知り合った人物らから「1日0・6%で運用ができる暗号資産がある」などとメッセージがあった。信じた男性は指示を受けて暗号資産取引所の口座を開設。9月20日から10月30日までの間、10回にわたり暗号資産計1720万1560円相当を購入し、容疑者らが管理する口座に振り込んだ。最後に振り込んだ後、男性が口座から現金を引き出そうとしたところ、同じ人物らから「出金するのに高額の出金手数料がかかる」とメッセージがあった。不審に思った男性が11月4日に来署し、被害が発覚した。

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