【ワシントン共同】米農務省は１２日、メキシコが米国に水を供給する義務を果たすことに合意したと発表した。トランプ米大統領は、メキシコが協定に基づいて水を供給しなければ５％の追加関税を課すと警告。十分な量の水が供給されず「米南部テキサス州の農作物や家畜に深刻な打撃を与えている」と述べていた。

　農務省によると、メキシコは１５日以降、米国に約２億５千万キロリットルの水を供給する。ロリンズ農務長官は「メキシコが合意を破れば、５％の追加関税を課す」と改めて主張した。