埼玉新聞

 

懲戒処分…自転車を横領した1等陸士 「移動が不便で」と語った20歳 駐屯地内にあった同僚の自転車が消え、別の場所で発見…当時19歳だった1等陸士を書類送検、家庭裁判所が審判不開始を決定

  • 【自衛隊】陸上自衛隊朝霞駐屯地

    陸上自衛隊・朝霞駐屯地

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 陸上自衛隊朝霞駐屯地は9日、同駐屯地の駐輪場で同僚隊員の自転車を横領したとして、東部方面後方支援隊に所属する1等陸士(20)を停職3日の懲戒処分にしたと発表した。

 同広報班によると、1等陸士=当時(19)=は今年3月10日、同僚隊員が駐輪していた無施錠の自転車を横領。自転車がなくなっていることに気付いた同僚隊員が同月12日、警務隊に報告。自転車は同駐屯地内の別の場所で見つかり、その後の捜査で1等陸士の犯行と分かった。警務隊は占有離脱物横領容疑で1等陸士を書類送検。検察庁から送致された家庭裁判所は審判不開始を決定した。1等陸士は「移動が不便だったのでやった」と供述しているという。

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