埼玉新聞

 

イスラエル軍兵士に精神的不調 1万2千人、ガザ戦闘後

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 【エルサレム共同】イスラエル国防省は8日、パレスチナ自治区ガザで戦闘が開始した2023年10月7日以降、兵士約2万2千人が負傷し、うち58%が心的外傷後ストレス障害(PTSD)といった精神的な不調を訴えていると発表した。1万2千人以上となる計算で、戦闘がイスラエル兵にも深刻な影響を及ぼす状況を示した。

 発表によると、精神不調については毎月新たに1500件ほどの認定申請が提出されている。この1年で治療を受ける件数は倍増した。

 国防省は、負傷者の医療関連予算83億シェケル(約3983億円)のうち半分近くをメンタルヘルス支援に充てるとした。負傷者のほぼ半数が30歳未満で、63%が予備役という。

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