神戸女性刺殺、36歳男起訴へ 「叫ばれ刺した」と供述
2025/12/08/13:01
神戸市中央区のマンションで8月、住人女性が刺殺された事件で、殺人などの容疑で送検された谷本将志容疑者(36)を神戸地検が近く起訴する方針を固めたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。精神状態を調べる鑑定留置を同日まで実施。責任能力を問えると判断したもようだ。
容疑者が凶器のナイフを事件当日に神戸市内で購入し、「エレベーター内で叫ばれたので刺した」という趣旨の供述をしていることも新たに分かった。
これまでの兵庫県警の調べに被害者について「全く知らない人です。事件2日前に路上で見つけ、好みのタイプだと思い後をつけた」と説明。事件当日の夜、容疑者似の男が勤務先からマンションまでの約4キロを50分ほど尾行し、被害女性に続きオートロックの入り口を通過する姿が防犯カメラに写っていた。
被害女性は6階に住む女性会社員(24)。8月20日午後7時20分ごろ、エレベーター内で襲われる様子を住人が1階のモニターで目撃し通報。女性会社員は6階に上がった先の廊下で倒れ、死亡が確認された。胸などに刺し傷があった。











