埼玉新聞

 

障害児の登下校、通年支援35% 政令・中核市、「制度なし」半数

  •  通学に同行し、支援するヘルパー(左)=9月、大阪府豊中市

     通学に同行し、支援するヘルパー(左)=9月、大阪府豊中市

  •  通学に同行し、支援するヘルパー(左)=9月、大阪府豊中市

 障害児の登下校にヘルパーらが同行する支援事業を年間を通じて利用できる自治体が、計82の政令・中核市のうち35%の29市にとどまっていることが25日、共同通信の調査で分かった。半数の41市は支援する事業自体がなかった。障害の有無によらず共に学ぶ「インクルーシブ教育」を国が推進し、地元の学校へ通う子どもの通学支援に対する需要が高まる中、自治体の対応に格差があることが明らかになった。

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