埼玉新聞

 

津波不明の女児遺骨、家族の元へ 14年ぶり「捺星おかえり」

  •  宮城県警南三陸署で、娘の山根捺星さんの遺骨を受け取り抱きしめる母の千弓さん。右は兄の大弥さん=16日午後

     宮城県警南三陸署で、娘の山根捺星さんの遺骨を受け取り抱きしめる母の千弓さん。右は兄の大弥さん=16日午後

  •  宮城県警南三陸署で、娘の山根捺星さんの遺骨を受け取り抱きしめる母の千弓さん。右は兄の大弥さん=16日午後

 2011年の東日本大震災による津波で行方不明になり、23年に見つかった骨片から身元が判明した岩手県山田町の山根捺星さん=当時(6)=の遺骨が16日、発見場所の宮城県南三陸町で家族に引き渡された。約14年7カ月ぶりの再会に、小さな納骨袋をぎゅっと抱きしめた母の千弓さん(49)。「おかえり。帰ってきてくれてありがとうという気持ちでした」と語った。

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