埼玉新聞

 

父死亡、遺体そのままか…息子逮捕、自宅で放置した疑い 住宅の管理会社が通報「滞納する人と2カ月間連絡が取れない」…駆け付けた警官、遺体を発見 「父とは別の部屋で暮らしていた」と語った無職37歳

  • 【ちなみ】パトカー6=事件事故イメージ

    埼玉県警

  • 【地図】所沢市

    父親の死体を遺棄疑い 37歳息子を逮捕=所沢市

  • 【ちなみ】パトカー6=事件事故イメージ
  • 【地図】所沢市

 埼玉県警所沢署は14日、死体遺棄容疑で、所沢市下富、無職の男(37)を逮捕した。逮捕容疑は今月9日から13日までの間、自宅内に男性1人の死体を放置し遺棄した疑い。

 同署によると、死体に目立った外傷はなかったが、腐敗が激しく、死後数カ月経過しているとみられる。男が「父親の遺体を放置した」と供述していることなどから、同署は遺体が男の父親(67)とみて身元の確認を急ぐとともに、司法解剖して詳しい死因を調べる。男は一戸建て(2階建て)の賃貸住宅に父親と2人暮らし。13日午後5時15分ごろ、同住宅の管理会社から「賃貸料を滞納している居住者と2カ月間連絡が取れない」と同署に通報があった。署員が男宅に駆け付けたところ、住宅内で死体を発見。住宅内に居た男が遺棄を認めたため、同署に任意同行を求め、逮捕した。「父親とは別々の部屋で暮らしており、9日に父親が死んでいるのを発見したが、放置した」と供述しているという。
 

ツイート シェア シェア