福井県の観光や物産をPRしようと、福井県の担当者らが10日、埼玉県さいたま市北区の埼玉新聞社を訪れた。

　北陸新幹線が同県敦賀市まで延伸され、福井県への観光客が増加。福井県によると、昨年3月16日から今年3月15日までに関東圏から福井県を訪れた人は120万6千人で、前年同期比で27万3千人増えた。信越地域からも増えているという。

　さいたま市浦和区の浦和パルコとJR浦和駅では、16～19日に埼玉、長野、群馬、宮城の4県を巡回する「つながる福井物産フェア」が開催される。行こうよ！つながる福井キャンペーンの一環で、浦和パルコでは恐竜王国ふくいの展示や体験ができる「お宝発掘！ホンモノ化石アドベンチャー」や化石にまつわるトークイベントなどが開催される。浦和駅では福井ならではの銘菓や名産品の販売ほか、18日限定で福井駅から新幹線を利用した「はこビュン」で産地直送の商品が届く予定。

　福井県東京事務所の萩原雅広所長は「フェアで福井を感じてもらい、来月からはカニも解禁になるので、ぜひ皆さんに福井へ来てもられば」と呼びかけた。