埼玉新聞

 

野菜保存袋の活用を ロバート馬場さんらがトークセッション 埼玉・越谷で食品ロス考えるイベント 日本人1人当たり年間3万1814円分の損失に

  • 身近な対応で食品ロス削減を呼びかける馬場裕之さん(左から2人目)らトークショー参加者=5日、越谷市のイオンレイクタウン

    身近な対応で食品ロス削減を呼びかける馬場裕之さん(左から2人目)らトークショー参加者=5日、越谷市のイオンレイクタウン

  • 身近な対応で食品ロス削減を呼びかける馬場裕之さん(左から2人目)らトークショー参加者=5日、越谷市のイオンレイクタウン

 10月の「食品ロス削減月間」に合わせ環境省、農林水産省、消費者庁が5日、越谷市のイオンレイクタウンで「“MOTTAINAI”をはじめようフェス」を開いた。

 国内ではまだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる食品ロスが年間464万トンに上るとされる。イベントでは、トークやクイズを実施し、食品ロス削減を呼びかけた。

 食品ロスの問題で情報を発信する井出留美さんは、食品ロスで日本人1人当たり年間3万1814円分の損失につながっていると指摘。リストを持って計画的に買い物をすることや野菜保存袋を活用することなどを食品ロス削減に向けた対応に上げた。

 トークセッションでは交流サイト(SNS)で料理を紹介するお笑いタレントのロバートの馬場裕之さんらが参加。普段から心がけている食品ロスへの取り組みについて語り合った。

 馬場さんはトークセッション参加者らと干したり、冷凍したりすることで野菜を保存、活用する方法を紹介した。解凍したコマツナの茎をめんつゆと和えて一品料理にするとレシピを披露。「調理を終えて捨てる部分がないとめちゃくちゃ気分が良い。食品ロスを楽しみながらやって、料理のアレンジにつながれば」と話した。

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