「ほっかほっか亭」文字をデザインした人探してます 持ち帰り弁当チェーンの「ほっかほっか亭総本部」が投稿 埼玉・草加にあった1号店 社長は「アルバイト学生が手書きしたオリジナル書体では?」
1976年6月に草加市西町に第1号店をオープンしてから来年6月で創業50周年を迎える持ち帰り弁当チェーンの「ほっかほっか亭総本部」(大阪市)は8日、同社公式「X」(旧ツイッター)を更新。創業当時の半世紀前に屋号の「ほっかほっか亭」の文字をデザイン・制作した人物を探していると発信した。
当時、国道4号(日光街道)沿いにあった1号店は、黄色のビニール製テント看板に赤い文字で「ほっかほっか亭」とシンプルに描かれたデザイン。その上にご飯をたく釜のイラストがあしらわれていた。店舗があった場所は現在、民家の庭になっている。
ローマ字の「H」を組み合わせた現在のロゴマークは2008年から使用しており、記録の限りでは3代目と考えられている。
店名の書体は当時と変わらず、手書き風筆文字のため、定番フォントの「勘亭流」かと思われたが、当時1号店の勤務経験もある青木達也社長(73)によると、「アルバイト学生が手書きしたオリジナル書体では?」とのこと。当時の資料がほとんどなく記憶も定かではないため、投稿サイトで幅広く情報提供を呼びかけた。
同社では在阪テレビ局の視聴者参加型人気バラエティー番組にも調査協力を依頼。そのため、投稿すぐに「ほっかほっか亭」「バイト学生」「探偵!ナイトスクープ(番組名)」などのキーワードが一時トレンド入りした。「当時の学生なら今は70歳前後?」「すごいデザイナーになっていたらうれしい」など千件以上(9日正午現在)のコメントが寄せられたという。
予想以上の反響に同社担当者は「多くの方々から温かいコメントやアドバイス、そして有力な情報を頂き非常にうれしい。進展があり次第、交流サイト(SNS)やリリースを通じて報告したい」と話している。
同社公式「X」のダイレクトメッセージか問い合わせフォームで情報を受け付け。人工知能(AI)やメディア活用など人物を探し出すためのアイデアも求めている。










