埼玉新聞

 

北川進氏にノーベル化学賞 「多孔性材料」豪米2氏も

  •  ノーベル化学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる京都大の北川進氏=8日午後8時8分、京都市左京区

     ノーベル化学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる京都大の北川進氏=8日午後8時8分、京都市左京区

  •  北川進・京大特別教授(日本学士院提供)

     北川進・京大特別教授(日本学士院提供)

  •  研究内容について話す北川進・京都大特別教授=2024年9月、京都市左京区

     研究内容について話す北川進・京都大特別教授=2024年9月、京都市左京区

  •  ノーベル化学賞の受賞が決まり、記者会見で笑顔を見せる京都大の北川進氏=8日午後8時8分、京都市左京区
  •  北川進・京大特別教授(日本学士院提供)
  •  研究内容について話す北川進・京都大特別教授=2024年9月、京都市左京区

 【ストックホルム共同】スウェーデンの王立科学アカデミーは8日、2025年のノーベル化学賞を北川進京都大特別教授(74)ら3氏に授与すると発表した。授賞理由は「金属有機構造体の開発」。無数に開いた微小な穴に物質を出し入れできる新材料を作製し、二酸化炭素(CO2)を回収する「夢の吸着剤」など環境分野への応用が期待されている。「人類が直面する大きな課題の解決につながる可能性がある」と評価された。

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