県民の安全を守るため、治安維持の第一線で努力を重ねてきた警察官を表彰する「第48回埼玉県民の警察官」の表彰式が7日、さいたま市浦和区の埼玉会館で行われた。県警監察官室などが選出した2人の警察官が受章し、栄えある賞に胸を張った。

　表彰されたのは、浦和西署生活安全課生活安全・サイバー捜査係長の保坂幸司警部補（58）と組織犯罪対策局組織犯罪対策第2課外国人安全対策係長の小林和絵警部補（55）。

　保坂警部補は刑事部門を中心に、多岐にわたる業務に従事し、多くの重要事件の容疑者を摘発してきた。現在は少年事件の捜査にいそしんでいる。「より県民の警察官として思われるように、一段と業務に励みたい。一つでも事件をなくし、埼玉を安全なまちにしたい」と意気込んだ。

　小林警部補は刑事部門での経歴が長く、特に盗犯を扱う課に従事していた。現在は在留外国人に向けて防犯指導などを行っている。「家族や、同僚、上司に支えられてきた。受章におごらないよう、今までと変わらず前向きに仕事をしていきたい」と話した。

　来賓の大野元裕知事は「県民の安全を守るため治安維持の第一線で奮闘していることに感謝したい。県民から信頼される『埼玉県民の警察官』として一層活躍してほしい」と祝辞を述べた。県警の野井祐一本部長は「今後も受章者が職務に一層精励し、県民の期待と信頼に応える警察官の鏡となるよう期待している」とあいさつした。

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　第48回埼玉県民の警察官表彰式の主催、後援、特別協賛、協賛は次の通り。

【主催】埼玉新聞社

【後援】県、県議会、県市長会、県町村会、県商工会議所連合会、県経営者協会、埼玉経済同友会

【特別協賛】埼玉りそな銀行、武蔵野銀行、埼玉縣信用金庫、川口信用金庫、青木信用金庫、飯能信用金庫、城北信用金庫、NTT東日本埼玉事業部、東日本高速道路関東支社、ハイデイ日高、武州ガス、ポラスグループ、メモリード、エスシーエス、県倉庫協会、東武商事、関電工、浦和競馬組合、絆の里、セレモニー、県行政書士会、ALSOK、ALSOK介護、武蔵コーポレーション、県警察官友の会

【協賛】釜屋、サッポロビール首都圏本部埼玉支社、清水園、高島屋大宮店、東京ガス埼玉支社、武州めん、梅林堂、県警察官友の会