「外国人は基本的人権ない」 埼玉県議が議会で発言 知事「そういう認識ない」と反論
2025/10/08/10:06
埼玉県議会の一般質問が1日、行われ、諸井真英県議(無所属)=東2区、羽生市=が質問の中で「基本的人権というのが外国人にはありません」と発言した。
「県民の命を守る取り組みについて」の項目で、大野元裕知事が「刑法に関しては外国人であろうと日本人であろうと、同じ対象になりますので、国籍・民族にかかわらず、治安に対してはしっかりと取り組んでいきますし、警察にも取り組んでいただきたいと考えております」と答弁したことに対する再々質問として発言した。大野知事は「基本的人権が外国人にはないという認識は私にはございません」と答弁した。
諸井県議は一般質問後の報道陣の取材に対し、「投票する権利や立候補する権利がないなど、日本人と全て同じ権利を有しているわけではないという意味。議場での限られた時間の中で反射的に返した。細かく説明するゆとりがなかった」と説明。「議会のルールを確認する。撤回したときにやりとりとしておかしくならないようにどう埋めるのか、曲解されないよう修正することはやぶさかではない」と話した。
県議会事務局議事課によると、議事録から発言を削除する場合は、諸井県議が議長に申し出、議長が本会議に諮る形で削除が認められる。










