埼玉新聞

 

来館者1500万人を達成 さいたま・大宮区の鉄道博物館 2007年10月の開館から18年で

  • 1500万人目の来館者となり、笑顔でポーズを決める木下結翔さん(中央)と両親=1日午前、さいたま市大宮区の鉄道博物館

    1500万人目の来館者となり、笑顔でポーズを決める木下結翔さん(中央)と両親=1日午前、さいたま市大宮区の鉄道博物館

  • 1500万人目の来館者となり、笑顔でポーズを決める木下結翔さん(中央)と両親=1日午前、さいたま市大宮区の鉄道博物館

 さいたま市大宮区大成町の鉄道博物館の来館者が開館6563日目となる1日、1500万人を達成した。記念すべき1500万人目の来館者となったのは、都内から両親と来た小学1年生の木下結翔さん(7)。セレモニーでは石田亨館長から花束と新幹線のぬいぐるみ4種類詰め合わせセットが贈呈された。

 3回目の来館となる結翔さんは同日が7歳の誕生日。都民の日で学校が休みだったという。同館オリジナルの制帽をかぶって車両ステーションのC57形蒸気機関車に乗り、転車台回転実演で汽笛を鳴らす体験をした結翔さんは「(1500万人目は)びっくりしたけど、うれしかった。将来は電車の運転士になりたい」と目を輝かせていた。

 鉄道博物館はJR東日本創立20周年記念事業プロジェクトとして、東京都千代田区にあった交通博物館に替わる施設として、2007年10月14日の「鉄道の日」に開館。12年4月2日に500万人、18年5月26日に1000万人を突破していた。石田館長は「これからも多くの方に愛されるよう、いい展示やいい企画を開催していきたい」と語った。

 31日までC57形蒸気機関車と転車台、エントランスに記念装飾をしているほか、交流サイト(SNS)に「#てっぱく1500万人」を投稿してインフォメーションカウンターで提示すると記念ステッカー(先着1500枚)をもらえるイベントも実施している。

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