埼玉新聞

 

さいたまで自動運転バスの実証実験 交通サービスの維持、向上へ 北浦和駅から埼玉大学間で試走 運転手同乗の「レベル2」

  • 最新鋭のカメラやセンターが随所に取り付けられた実験車両=9月29日午後、JR北浦和駅西口

    最新鋭のカメラやセンターが随所に取り付けられた実験車両=9月29日午後、JR北浦和駅西口

  • 最新鋭のカメラやセンターが随所に取り付けられた実験車両=9月29日午後、JR北浦和駅西口

 さいたま市で9月29日、場所や天候、速度など特定の条件下で、人による運転操作なしで自動運行する(レベル4)路線バスの実証実験が始まった。バスをはじめとした運輸業界では近年、時間外労働の上限規制など「働き方改革」が進む一方で慢性的な人手不足や人件費の高騰が続く。さいたま市内でも一部路線で廃止や減便が発生している。市内の高齢化率は2045年には3割を超えるとの予測もあり、公共交通サービスの維持・向上が喫緊の課題となっている。

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