SUV消える…知らぬ間に何台も 遠方から集められた車両、バラバラにした男性5人…輸出しようと解体した疑い さらにコンテナに入れ、向かう先は“ふ頭”のターミナル 5回逮捕…その後、理由不明の不起訴に
2025/10/02/11:00
ヤードに盗難車を隠匿したなどとして、窃盗や組織犯罪処罰法違反などの疑いで埼玉県警に逮捕されていたパキスタン国籍の男性(42)らパキスタン人3人と、アフガニスタン人、日本人各1人の計5人について、さいたま地検は9月30日付で不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
5人は盗難車をヤードに隠匿し、解体して輸出しようとしたとして、5回逮捕されていた。
■コンテナターミナルに持ち込んで(以下、前回配信記事)
盗難車をヤード内に隠して保管し、海外に持ち出そうとしたとして、県警捜査3課、組織犯罪対策(組対)1課などの合同捜査班は7月16日、組織犯罪処罰法違反(隠匿)などの疑いで、男(42)らパキスタン人3人と、アフガニスタン人、日本人各1人の計5人を再逮捕した。
再逮捕容疑は共謀し、4月11日午後6時55分~同月19日午後3時20分ごろの間、さいたま市岩槻区浮谷の敷地内で、氏名不詳者らが窃取した国産スポーツタイプ多目的車(SUV)8台(時価合計3340万円相当)を解体して保管し、4月19日~5月19日ごろまでの間、保管した8台を海外輸出の目的でコンテナに収納し、横浜市中区本牧ふ頭地内にコンテナターミナルに持ち込んで海外に持ち出して隠匿しようとした疑い。
5人は車を窃取し、ヤード内に隠匿したとして逮捕されていた。盗難車8台は4月9~16日に群馬や静岡など6県で盗まれた車で、窃盗の実行犯が別にいるとみられる。県警で余罪を調べている。










