幸手市の県営権現堂公園で曼珠沙華(ヒガンバナ)が咲き始めた。桜並木が続く土手の一面を赤く染め、秋の訪れを告げている。
ヒガンバナは四季折々の花を観賞してもらおうと、NPO法人幸手権現堂桜堤保存会のメンバーが2000年から植え始め、約300万本まで規模を拡大した。
今夏の猛暑の影響で例年に比べて開花が遅れており、エリアによって咲き具合にばらつきがある。開花が進んでいる桜並木の北側は、スマートフォンを手に散策を楽しむ来園者でにぎわっていた。
10月5日まで曼珠沙華まつりを開催中。入園、駐車場無料。問い合わせは、同公園管理事務所(電話0480・44・0873)へ。