埼玉新聞

 

謝罪…児童の個人情報、誤ってメール一斉送信で広がる 学校職員がミス、チラシをメールしたつもりが…教職員や保護者ら302人に流出 全員に削除を依頼 個人情報データのフォルダ名が間違っていた

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    学校イメージ

  • 【地図】川島町

    学校職員、メール誤送信で個人情報流出=川島町

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 埼玉県教育委員会は24日、県立川島ひばりが丘特別支援学校で、メールの誤送信によって児童の個人情報が記載されたファイルが流出したと発表した。現在までに不正使用などは確認されていないという。

 県立学校人事課によると、9月19日午後3時半ごろ、同校の職員が教職員や保護者らの学校関係者302人に地域イベントのチラシをメールで送信する際、児童1人の氏名や住所、入学前の経歴と転学の記録、保護者氏名など個人情報が含まれるファイルを誤って添付。メールを受信した同校の職員から管理職に報告があり、事案が発覚した。

 添付するフォルダの名前を間違って保存していたことや、送信する際に確認を怠ったことが要因だという。同校は同日に児童の保護者に報告し、謝罪。全受信者に対しメールで削除依頼を行い、22日にメールの削除を確認した。

 同課は校長会議などを通じて、改めて県立高校での個人情報の適正管理の徹底を指示するとした。
 

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