埼玉新聞

 

俳優・山城屋理紗さん、一日署長に 狭山市出身 飯能署、メッツァビレッジで秋の交通安全運動キャンペーン 制服を身に着け呼びかけ「歩行者、自転車は反射材を付け、車の運転者は早めのライト点灯を」

  • 一日署長を努めた山城屋理紗さん(左)ら

    一日署長を努めた山城屋理紗さん(左)ら=22日午前、飯能市宮沢

  • 一日署長を努めた山城屋理紗さん(左)ら

 飯能署は22日、秋の交通安全運動(21~30日)のキャンペーンを飯能市宮沢のメッツァビレッジで行い、狭山市出身の俳優、山城屋理紗さん(31)に一日署長を委嘱した。

 山城屋さんは制服を身に着け、「常に交通安全に努め、一人一人が自己の行動に責任を持ち、周りの人たちには思いやりを持ち、安心で安全な道路環境をつくるために行動します」と宣言。「歩行者、自転車の方は反射材を付けて、車の運転者さんは早めのライト点灯を」と呼びかけた。

 渡辺勝利署長は、同署管内の今年の交通事故の状況について、21日現在の速報値で1人が交通事故で亡くなり、人身事故207件(前年比2・0%増)、物損事故が2036件(同1・4%減)で、「秩父市に通じる国道299号線での事故が多発している」と報告。「日照時間が急激に早くなるこの時期は、夕暮れ時間帯の交通死亡事故が増加する傾向にある」と話した。

 当日は来場者に「無事かえる」とカエルのイラストが描かれたハンカチや、発光ダイオード(LED)付き反射材、靴に貼る反射材などが配られた。

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