埼玉新聞

 

休日に自然の中でリフレッシュを 「遊ぶ」「食べる」「暮らす」をテーマ、ときがわでアウトドアフェス 川の広場バーベキュー場で27、28日に開催 町への移住相談ブースも

  • 「ときがわアウトドアフェス」をPRする青木達也さんと江梨子さん

    「ときがわアウトドアフェス」をPRする青木達也さんと江梨子さん=ときがわ町別所

  • 「ときがわアウトドアフェス」をPRする青木達也さんと江梨子さん

 アウトドアタウンをうたうときがわ町の川の広場バーベキュー場で、「ときがわアウトドアフェス2025」が27、28日に開催される。町内のアウトドア関連業者でつくる「ときがわアウトドア協議会」(関和光広代表)が企画運営。「ときがわ町が好きな人による、ときがわ町が好きな人のためのイベント」という。

 同町は町域の7割を山林が占め、清流の都幾川が流れる。都心から車で90分ほどで来ることができ、休日には都市部から自然の中でリフレッシュをしに訪れる人も多い。町内には個性豊かなキャンプ場やアクティビティーの業者など、アウトドア関連の民間業者が約10社もあるという。

 主催のアウトドア協議会は、キャンプ民泊などを運営するNONIWA、バーベキュー場のGEMS GRILL、松本建設の3社が立ち上げた。同フェスは今年で4回目。前回は2日間で1200人の来場者があり、今回は2千人の来場を見込んでいる。

 フェスのテーマは「遊ぶ」「食べる」「暮らす」。約70店舗の出店者と協力して、川床ハンモックや清流ピンボール、巨大ブランコ、木工などのワークショップ、地元食材などを使ったグルメの販売などが行われる。28日午後2時からは特別ゲストのCHI-MEY(チーミー)さんのライブパフォーマンスも。

 町への移住相談ブースも開設するが、そのほかに出店者のうち18店舗の移住者が「移住相談バッジ」を付け、来場者からの移住相談にもその場で答える。これは同協議会広報担当で、都内から移住して起業した青木江梨子さん(37)のアイデア。自身の体験を踏まえ、より生活に即した相談ができるようにするという。

 NONIWAの経営者でもある青木さんと夫の達也さん(36)は「休日に自然の多い場所でリフレッシュすることを知ると、人生の豊かさが違ってくる。ときがわは、自然と暮らしがつながっている町。そんな町での暮らしがのぞけるイベント」と、来場を呼びかけていた。

 開催時間は午前10時~午後4時(28日は午後3時まで)。入場料は大人500円、中学生100円。詳しくは、ときがわアウトドアフェスのインスタグラムで。

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