【倒産情報】ドイツ車など中古車販売のCARS CASOが破産開始決定 さいたま 負債約3億円
2025/09/10/14:39
帝国データバンク大宮支店によると、中古自動車販売のCARS CASO(さいたま市岩槻区)が8月22日にさいたま地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。破産管財人に矢沢陽介弁護士(一宮法律事務所、同市大宮区)が選任された。財産状況報告集会期日は11月17日午後3時半。負債総額は約3億円の見込みだが、変動する可能性がある。
同社は2013年2月創業、16年7月に法人改組した。ドイツ車など外国産車を中心に中古・新車小売のほか、カーコーティングなども手がけ、ピーク時の20年6月期には年売上高約11億6千万円を計上していた。
しかし、営業不振で売り上げ減少に歯止めがかからず、23年6月期は3億7800万円にとどまり採算割れしていた。その後、一時福島県郡山市に移していた実質本店を再び岩槻区内に移転したが、収益性に乏しく事業継続を断念した。










