埼玉新聞

 

【動画】さいたまで9都県市防災訓練 石破首相が視察、応急処置や避難所設営を体験 「災害大国だからこそ、世界一の防災大国に」

  • AEDによる応急措置訓練を体験する石破茂首相=1日午前、さいたま市桜区の荒川総合運動公園

    AEDによる応急措置訓練を体験する石破茂首相=1日午前、さいたま市桜区の荒川総合運動公園

  • 事故車両からの救助訓練

    事故車両からの救助訓練

  • 道路に散らばる障害物を取り除く自衛隊員ら

    道路に散らばる障害物を取り除く自衛隊員ら

  • 被災した列車からの救出訓練

    被災した列車からの救出訓練

  • 会場入りする石破首相

    会場入りする石破首相

  • AEDによる応急措置訓練を体験する石破茂首相=1日午前、さいたま市桜区の荒川総合運動公園
  • 事故車両からの救助訓練
  • 道路に散らばる障害物を取り除く自衛隊員ら
  • 被災した列車からの救出訓練
  • 会場入りする石破首相

 埼玉、東京、神奈川、千葉の首都圏9都県市が首都直下地震などに備えて開催する合同防災訓練が1日、さいたま市会場として同市内の荒川総合運動公園で行われた。

 自治会や中学校などの市民参加団体や自衛隊、警察、消防など計123団体が参加し、災害発生時の対応を確認した。政府調査団が視察に訪れ、石破茂首相が清水勇人さいたま市長と共に応急処置や避難所設営を体験した。

 石破首相は、土砂埋没建物や倒壊建物での救出訓練を視察後、参加者らと自動体外式除細動器(AED)による応急処置の訓練に参加。簡易パーティションの組み立てや段ボールベッドの設置など、避難所設営の一部を体験した。閉会式では、訓練内容は参加者の災害対応力の向上につながる意義深いものとし、「災害大国だからこそ、わが国を人命人権最優先世界一の防災大国にしていかなければならない。国民の皆さまに命を守る方法を確認してもらうことが重要である」と述べた。

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