未成年の少女にわいせつ行為をして、児童ポルノを製造したとして、埼玉県警捜査1課と少年課、浦和署は28日、不同意性交等、わいせつ目的面会要求、児童買春・ポルノ禁止法違反（製造）の疑いで、住所不定、無職の男（28）を逮捕した。

　逮捕容疑は2023年7月14～31日までの間、青森県の10代少女が16歳未満と知りながら面会を要求し、31日午前9時50分ごろ、青森県内の被害者方で性交するなどし、今年1月13日～2月5日までの間、同じ少女に対して、自身の性的な姿態撮影、送信させて児童ポルノを製造した疑い。「中学生の女の子が好きだった。自分を抑えられなかった」と供述しているという。

　捜査1課によると、男は昨年8月、県警に不同意性交等罪と児童買春・ポルノ禁止法違反罪で逮捕、起訴されており、今年1月の犯行は保釈中だった。男が交流サイト（SNS）で被害少女に接触。犯行後に現金などを渡していた。男のスマートフォンなどからは別の女性の画像や動画も見つかっており、県警は余罪を捜査している。