【動画】日本で唯一、スカイダイビングを屋内で 人気集める、越谷のレイクタウンの施設 全国各地から利用者が来館、時速200キロでフライト「ジェットコースターと違う、空を飛べる感覚」
夏休みに、体験したことのない空中浮遊はいかが―。国内で唯一となるインドアスカイダイビングを楽しむことができる越谷市レイクタウンの「FlyStation」。インストラクターの萩原淳昌さんは「アクロバティックな動きが魅力」と施設を紹介する。
屋内にある同施設では、ウインドトンネルといわれる大型で筒状の建物内に下から強力な気流を起こすことで、人の体を浮かすことができる。スカイダイビングでパラシュートが開く前、およそ時速200キロのフライトを安全に体験でき、気流の中で体を制御し空中でアクロバティックな動きをすることも可能だ。
萩原さんによると利用者の目的はさまざま。スクールに参加し技術を上げて国内外の大会に参加する人や、スカイダイビングに向けたフォーメーションを確認する人など。全国各地から利用者が来館し、人気を集めているという。
取材で訪れたこの日は、東京都の横田航也さん(35)、娘の依奈さん(5)が空中浮遊を体験。母親のなつきさん(35)が2人を見守った。
横田さん親子は事前に講習で施設の利用方法や空中での正しい姿勢を確認。耳栓やゴーグル、ヘルメットなどを装着し、いよいよトンネルへ。
インストラクターの指示で筒状のトンネルに入ると、足元から噴き出す気流の風圧で体が浮いた。横田さん親子はそれぞれ2回ずつ空中浮遊を体験した。初回はインストラクターが手を取り、空中で姿勢を指導。2回目は体を回転させながら、体を上昇させたり、下降させるなど動きを増やした。
最後にインストラクターが模範演技を披露。トンネル内を回転し自由自在に飛び回るなどして会場を沸かせた。
依奈さんは「高く飛べて楽しかった」、航也さんは「普段ではあり得ない経験。ジェットコースターとは違う空を飛べる感覚」と感想を述べた。
萩原さんはインドアスカイダイビングの魅力について「アクロバティックな動きで非日常的な体験ができる。そしてストレス発散にもつながる」と紹介している。
体験は無料。基本装備のレンタル料は無料。利用はフライト1分間で一般平日5800円(税込み)から。館内の見学は自由。
問い合わせは、FlyStation(電話048・940・5010)へ。










