「関東一の水祭り」寄居で玉淀水天宮祭 ぼんぼりやちょうちんで彩られた舟山車、5千発の打ち上げ花火と光の競演 夏の夜を幻想的な光景に
2025/08/03/09:29
寄居町の夏の風物詩「寄居玉淀水天宮祭」が2日、同町の玉淀河原などで行われた。厳しい暑さが続く中、鉢形城跡の下を流れる荒川で、ぼんぼりやちょうちんで彩られた舟山車と花火が光の競演を繰り広げた。
同町観光協会の前身の有志が、荒川下流で地元の漁師が祭っていた水神の石宮を見つけたのが祭りの始まり。水難よけや安産の神様として信仰される玉淀水天宮の祭礼で、花火大会は1931年から開催されている。
夕方に鉢形城跡の下に集まった舟山車にぼんぼりやちょうちんの明かりが点灯。午後7時から花火大会が始まり、スターマインなど約5千発の花火が打ち上げられた。夜空に大輪が開き、集まった大勢の見物客は「関東一の水祭り」と称される夏の夜の幻想的な光景に酔いしれた。今年は町合併70周年を記念して、プロジェクションマッピングの投影も実施された。










