埼玉新聞

 

【電子号外】高校野球、叡明が初優勝 埼玉大会、昨夏準Vの昌平に5―2 飛躍遂げ、夢舞台へ

  • 叡明初Vを伝える電子号外

    叡明初Vを伝える電子号外

  • 初優勝を決め歓喜に沸く叡明の選手たち

    初優勝を決め歓喜に沸く叡明の選手たち=27日午後、県営大宮球場

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 第107回全国高校野球選手権埼玉大会最終日は27日、県営大宮球場で決勝が行われ、Aシード叡明が昨夏準優勝の昌平を5―2で下し、初優勝を飾った。叡明は春夏通じて初めての甲子園出場を決めた。

 Aシードで挑んだ夏を堂々と戦った。準々決勝までの5試合を全てコールド勝利で突破した。山村学園との準決勝は延長十一回タイブレークにもつれた一戦で勝負強さを発揮。右腕田口の158球完投に、青木の3ランなど打線が奮起した。

 現チームは叡明の歴史を次々に塗り替え、飛躍を遂げた。今春の県大会で初の4強入りを果たすと、準優勝で関東大会に出場。山梨学院と6―7の接戦を演じるなど、力を示した。今夏は99回大会で打ち立てた最高成績8強を更新。勢いのままに頂点まで上り詰めた。

 躍進の立役者は増渕、田口の両右腕。バックも堅実な守備で投手陣を支えた。チーム発足当初から確かな成長を遂げ、一丸でつかんだ夏の栄冠。試合が決着すると、スタンドから惜しみない拍手が送られた。

■号外を配布

 埼玉新聞社は27日、叡明高校の甲子園初出場を伝える号外を発行した。

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