JR東日本大宮支社は24日、川越線に乗務する予定だった40代の男性車掌が乗務直前の待機スペースで居眠りをし、3分の列車遅延が起きたと発表した。
同支社によると、男性車掌はJR川越線指扇駅(さいたま市西区)で、午後5時27分発の同駅発新木場行き上り普通列車(10両編成)に乗務する直前、待機スペースで居眠りをした。発車予定時間に目を覚まし、3分遅れで発車した。男性車掌は午後4時ごろから勤務を開始しており、出勤時の体調は良好だったという。川越線は上下2本に遅れ、乗客約1300人に影響が出た。同支社は「同種の事案を繰り返さないよう、指導を徹底したい」としている。