<高校野球>決勝進出は叡明と昌平 延長タイブレークの末、山村学園を退けた叡明 春のセンバツで4強入りの浦和実にサヨナラ勝ちの昌平 ともに初の頂点を目指す決勝戦はあす27日午前10時から
2025/07/26/06:50
(埼玉地方大会 25日・県営大宮)
第12日は準決勝を行い、Aシードの叡明と昨夏準優勝でノーシードの昌平が決勝に駒を進めた。決勝進出は叡明が初、昌平が2年連続3度目となった。
叡明は延長十一回タイブレークの末、Dシード山村学園を12―8で退けた。叡明は2―3の六回、2死一、二塁で青木が右翼席へ3ランを放ち、逆転に成功。6―4の九回に同点とされ、延長に突入した。延長十一回、2死二、三塁から青木の内野安打で勝ち越すと、続く田口、赤城に連続で適時打が生まれ、一挙5点を奪った。投げては先発田口が11回を完投。気迫の投球で158球を投げ切った。
昌平は今春の選抜大会で4強入りした浦和実に1―0でサヨナラ勝ちした。相手のエース左腕石戸を前に、準決勝まで5試合で61安打50得点の強力打線は影をひそめた。八回までは単打2本に抑え込まれ、0―0で九回に突入。九回、1死から桜井、大倉に連打が生まれ、一、三塁とすると、中島がスクイズ(記録は内野安打)を決めた。投手陣は窪田、佐藤佑、木下雅の継投で無失点に抑えた。
決勝は27日、午前10時から県営大宮球場で昌平―叡明のカードで行われる。両チームともに初の頂点を目指す。










