<高校野球>埼玉きょう準々決勝 浦和実―伊奈学園の見どころ 春全国4強に8強唯一の公立校が食らいつけるか 全4試合で2桁安打記録と打撃陣が活発の浦和実 全4試合で先発の秋葉が試合つくり快進撃続く伊奈学園
2025/07/23/07:37
第107回全国高校野球選手権埼玉大会は23日、県営大宮球場とレジデンシャルスタジアム大宮の2球場で準々決勝4試合を行い、4強が決定する。今大会は4回戦までにAシード浦和学院、前回優勝のCシード花咲徳栄が姿を消し、混戦模様。8強に残ったチームの中で夏の甲子園経験校は聖望学園のみとなった。公立勢ではDシード伊奈学園が1995年以来30年ぶりに8強入り。今春の選抜大会で4強の浦和実、昨夏準優勝の昌平がノーシードから準々決勝に駒を進めた。夢の甲子園切符まであと3勝と佳境に突入。実力校同士がしのぎを削る準々決勝の見どころを探った。
■快進撃で食らいつく
全国4強の浦和実に、8強唯一の公立校伊奈学園がどこまで食らいつけるか。
浦和実は全4試合で2桁安打を記録した。チーム打率は4割2分4厘と打撃陣が活発。長打も狙える主軸に加え、6番工藤が8安打5打点と好調だ。初めての夏4強(記念大会除く)に向け、石戸、駒木根の両左腕の出来が鍵を握る。
伊奈学園は7年ぶりの夏1勝から30年ぶりの8強入りと快進撃が続く。全4試合で先発する右腕秋葉は12回2/3を投げて4失点と試合がつくれる。6安打を放つ3番鈴木日ら中軸が援護したい。










