埼玉新聞

 

母の反対、押し切った娘の決意「お父さんと甲子園に行きたい」 市川越3年のマネジャー、父の監督と野球部支える 同じ部活をする重圧…一度退部するも甲子園への夢へ再び 親子で挑む最後の夏、夢果たせず涙

  • 試合後、応援に駆け付けた保護者らにあいさつする市川越の室井宏治監督(左から2人目)と室井夢叶マネジャー(中央)

    試合後、応援に駆け付けた保護者らにあいさつする市川越の室井宏治監督(左から2人目)と室井夢叶マネジャー(中央)=19日、県営大宮球場

  • 試合後、応援に駆け付けた保護者らにあいさつする市川越の室井宏治監督(左から2人目)と室井夢叶マネジャー(中央)

 19日、県営大宮球場で行われた全国高校野球選手権埼玉大会4回戦、市川越―春日部共栄。1―8で敗れた市川越3年の室井夢叶(ゆめか)マネジャー(17)は、涙をこらえることができなかった。父の室井宏治監督(46)と共に甲子園を目指して、3年間野球部を支えてきた。「悔いなく終われた。お父さんとずっと一緒にいられてうれしかった」。同じ舞台で戦った2人の夏が終わった。

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