埼玉新聞

 

ウナギのかば焼き、イオンが目玉商品に コスパ抜群…通常の1・6倍、特大サイズは複数人数でのシェアを想定 ふっくらした軟らかい身…ほとんど市場に出回らなかったメスウナギ、8年かけ新商品に

  • 特大かば焼き(上)と新商品「うなくい~ん」

    特大かば焼き(上)と新商品「うなくい~ん」=17日、越谷市のイオンスタイルレイクタウン店

  • 特大かば焼き(上)と新商品「うなくい~ん」

 今月19日と31日の「土用の丑(うし)の日」を前に、総合スーパーのイオンは特大サイズのウナギのかば焼き(200グラム3218円)と、これまで市場にほとんど出回ることのなかったメスウナギのかば焼き(125グラム2678円)を目玉商品として売り出している。

 「特大」は通常の約1・6倍の大きさで、コストパフォーマンス抜群。鹿児島県産ウナギを使用し、複数人数でのシェアを想定する。

 8年かけて開発した「メスウナギ(商品名うなくい~ん)」は愛知県三河一色産。通常、市場に出回る養殖ウナギは9割以上がオスの個体だが、イオンでは大豆イソフラボンを配合した飼料を一定の割合で与えることで安定的な生産量の確保に成功。オスよりもふっくらした軟らかい身が特徴で、たまりしょうゆのこだわりの黒いタレで仕上げた。関東ではほとんど見かけることのない頭付き(関西風)。

 イオンスタイルレイクタウン店(越谷市)の加納良徳店長は新商品うなくい~んを多くの人に知ってもらおうと、「脂の乗りが良くおいしさも抜群。この機会にぜひ手に取ってほしい」と呼びかけている。

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