ハイデイ日高が好調、純利益27%増 コメの仕入れなどコスト上昇分は増収分で吸収 「とんこつニラ南蛮」の限定発売やドリンク値引きキャンペーン…販促企画が奏功、客離れ防ぐ
2025/07/09/13:07
「熱烈中華食堂日高屋」などを運営する外食チェーンのハイデイ日高(さいたま市大宮区)は4日、2025年3~5月期単体決算を発表。純利益は前年同期比27・6%増の12億6600万円。売上高は14・3%増の152億6100万円と過去最高を記録した。
コメの仕入れ価格や人件費など各種コスト上昇分は、新店効果やコロナ禍で短縮していた営業時間の延長などに伴う増収分で吸収。タッチパネル式オーダーシステムを全店舗の77%に拡充して生産性も向上した。
昨年12月に約7割の商品を値上げしたが、16年ぶりとなる「とんこつニラ南蛮(ラーメン)」の期間限定発売やコーラ・サワー類のドリンク値引きキャンペーンなど販売促進企画が奏功し、客離れを防いだ。
営業利益は27・1%増の18億7100万円、経常利益は25・6%増の18億7千万円といずれも過去最高を更新した。26年2月期の通期単体業績予想は据え置いた。










