埼玉新聞

 

イオンタウン毛呂山オープン 埼玉5カ所目 敷地広大、イオンスタイルなど13店 年間280万人来店狙う

  • 式典でテープカットに臨む毛呂山町の井上健次町長(中央)ら関係者=30日、毛呂山町川角のイオンタウン毛呂山

 毛呂山町川角に30日、ショッピングセンター(SC)「イオンタウン毛呂山」がオープンし、関係者が出席して式典が行われた。イオンタウンの出店は、県内5カ所目。

 式では、同町の井上健次町長やSCを展開するイオンタウン(本社・千葉市)の加藤久誠社長らが参加してテープカット。同社とイオンリテール、毛呂山町の3者が「災害時における防災活動協力に関する協定」も締結し、協定書が披露された。町は災害時、両社の協力を得て被災者への物資供給などを行う。

 イオンタウン毛呂山は東武越生線武州長瀬駅の北約500メートルに位置し、敷地面積は3万4178平方メートル。中核施設の食品スーパー「イオンスタイル毛呂山」をはじめ、13店舗が営業する。商圏は車で15分程度の半径5~6キロを想定。毛呂山町をはじめ、坂戸市、鶴ケ島市、越生町、鳩山町の周辺自治体を含む約9万7千人をターゲットに据え、年間280万人の来店を見込む。

 同社営業本部関東事業部の富沢照彦事業部長は「わが社の手薄だった県南西部で、街づくりにもつながる場所として選んだ。地域の拠点となるSCにしたい」と話した。

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