埼玉新聞

 

タレント・朝日奈央さん、交通安全を呼び掛け 県警、アンバサダーに委嘱 21日から秋の交通安全運動

  • 「悲惨な交通事故から大切な命を守りましょう」などと交通安全を呼び掛ける朝日奈央さん=19日午後、さいたま市西区

 21日から始まる秋の交通安全運動を前に、さいたま市西区で19日、出発式が行われた。県内出身のタレント朝日奈央さん(26)に交通安全広報アンバサダーの委嘱状が渡された。県警の関口啓一交通部長の訓示や現場警察官の決意表明の後、取り締まりへ白バイ隊員らが街中へ向かった。

 秋の交通安全運動は30日までの10日間。今年に入り交通事故の死者のうち、約3分の1が歩行者であることを重視し、横断歩道での歩行者優先などに重点を置く。

 委嘱状を渡された朝日さんは「歩行者の死亡事故が増えていると聞いた。悲惨な交通事故が減るように、交通安全を呼び掛けたい」と述べた。

 関口部長は「感染症対策を徹底し、歩行者妨害、飲酒運転やあおり運転の取り締まりを強化してほしい」と隊員らを激励した。新型コロナウイルス対策としてマスクを着用した警察官がパトカーなどでパトロールに出発した。

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