野球の聖地にマンホール 埼玉・東松山の箭弓稲荷神社 市ゆかりのヌートバー選手がデザイン ヌートバー選手の母が東松山市出身 除幕式には祖父母が出席「誇りに思っています」
2025/06/24/12:09
東松山市にルーツがあるメジャーリーガー、ラーズ・ヌートバー選手をデザインしたマンホールのふたが、東松山市箭弓(やきゅう)町の箭弓稲荷神社の拝殿前に設置され、23日に除幕式が行われた。
メジャーリーグベースボール(MLB)が地域貢献プロジェクトとして、現役で活躍している日本ゆかりのメジャーリーガー12人の故郷にデザインマンホールのふたを設置している。ヌートバー選手は米国出身だが、母の久美子さんが東松山市出身であることから選ばれ、同市と同神社の協力で実現した。
除幕式には、同市在住でヌートバー選手の祖父の榎田達治さん(87)と祖母の和子さん(84)、森田光一市長、同神社の前原利雄宮司らが出席。箭弓稲荷神社は「やきゅう」という社名から野球関係者の参拝も多く、ワールドベースボールクラシックでもヌートバー選手の活躍と合わせて注目された。前原宮司は「野球の聖地としてPRできると思う」と話した。
マンホールのふたは、カージナルスのユニホーム姿のヌートバー選手がボールをキャッチする瞬間をデザイン。祖母の和子さんは「カラフルで(ヌートバー選手の特徴を)しっかりつかんでいますね」と喜ぶ。祖父の達治さんも「とても幸せ。こんなに人気が出るとは思わなかったが、誇りに思っています」と笑顔で話していた。










