埼玉新聞

 

「キャバクラどうですか」警戒中の私服警察官に声かけ 客引き行為した疑い、男6人逮捕 大宮や川口など7カ所の歓楽街、夏休み前に県警が一斉取り締まり

  • 【ちなみ】夜の街=事件事故イメージ800x600

    大宮などの歓楽街で客引き行為 容疑で男6人逮捕 県警が一斉取り締まり

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 夏休みを前に歓楽街の治安維持を図ろうと、埼玉県警繁華街・歓楽街総合対策推進本部(保安課)は13日、さいたま市大宮区の大宮駅東口周辺にある南銀座地区など7カ所で、店舗への客引き行為の一斉取り締まりを実施した。約50人態勢で警戒に当たり、客引きを行った男6人を県迷惑防止条例違反(不当な客引き行為等の禁止)の疑いで現行犯逮捕した。

 取り締まりを行ったのは、大宮区と川口、川越、所沢、草加、熊谷、春日部市。いずれも駅周辺の歓楽街で行った。6人は13日夜、警戒中の私服警察官に「キャバクラどうですか」などと声をかけ、客引き行為をした疑いが持たれている。一部を除き、おおむね容疑を認めているという。

 保安課によると、県内では今年4月末時点で客引きに関する通報や苦情が73件あり、そのうち半数以上が今回取り締まりを行った7カ所に関連したものだった。今後、関連する店舗にも、店ぐるみで客引きした可能性を視野に捜査する方針。

 同課は「トラブルにつながる恐れがあるため、客引きがあった店舗には行かないようにしてほしい」と注意喚起している。

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