埼玉新聞

 

東松山特産の白いトウモロコシ、出荷始まる 最盛期は6月下旬~7月上旬、市役所で即売会も 夜明け前から収穫…鮮度良く、最も甘い状態で出荷へ 「冷たいデザートのよう」生産農家お薦めの食べ方は

  • 小雨が降る中で東松山ハニーホワイトの収穫作業を行う松本創一さん

    小雨が降る中で東松山ハニーホワイトの収穫作業を行う松本創一さん=11日午前5時10分、東松山市新郷

  • 白い色が特徴の東松山ハニーホワイトを持つ松本創一さん

    白い色が特徴の東松山ハニーホワイトを持つ松本創一さん

  • 小雨が降る中で東松山ハニーホワイトの収穫作業を行う松本創一さん
  • 白い色が特徴の東松山ハニーホワイトを持つ松本創一さん

 東松山特産の白いトウモロコシ「東松山ハニーホワイト」の出荷が始まっている。果物のような強い甘みと柔らかい果皮が特徴で、生産農家では夜明け前から畑に出て収穫作業を行っている。

 東松山ハニーホワイトは東松山のブランド野菜で、2018年に商標登録された。白い実ができる品種のスイートコーンで、市内産の350グラム以上のものがその名を名乗ることができる。生産農家は市内に9軒、栽培面積は255アール。その日の朝採りのものを毎回出荷している。

 同市新郷の松本創一さん(42)の畑では、11日は午前4時ごろから収穫。鮮度良く、最も甘い状態で出荷するため、まだ気温の低い夜明け前から作業を行っている。「今年も例年通り、おいしいトウモロコシができた」と言う。甘さが特徴のトウモロコシだが、加熱した後すぐ冷蔵庫で冷やして食べるのもお薦め。「甘みが感じられて冷たいデザートのよう」と話す。

 最盛期は6月下旬~7月上旬で、同市下青鳥の農産物直売所「いなほてらす」で販売。6月24日と7月1日午後3時~5時15分まで東松山市役所で即売会も行われる。(売り切れ次第終了)

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