埼玉新聞

 

リリアのメインホール新名称が決定 埼玉・川口 「フカガワみらいホール」に 市内の空調用ダクト成型機器メーカーと契約 命名権料は年間1千万円で期間は26年4月から10年間

  • 2024年2月末の営業をもって一時休館し、大規模改修に入る川口総合文化センター・リリア=川口市川口

    川口総合文化センター・リリア=川口市川口

  • リリアメインホールの愛称「フカガワみらいホール」を発表するフカガワの深川和己社長(右)と奥ノ木信夫市長=30日、川口市役所

    リリアメインホールの愛称「フカガワみらいホール」を発表するフカガワの深川和己社長(右)と奥ノ木信夫市長=30日、川口市役所

  • 2024年2月末の営業をもって一時休館し、大規模改修に入る川口総合文化センター・リリア=川口市川口
  • リリアメインホールの愛称「フカガワみらいホール」を発表するフカガワの深川和己社長(右)と奥ノ木信夫市長=30日、川口市役所

 川口市は5月30日、川口総合文化センター・リリアメインホールのネーミングライツ契約を市内企業と結び、同ホールの愛称が「フカガワみらいホール」に決定したと発表した。

 契約を結んだのは同市西青木の空調用ダクト成型機器メーカー「フカガワ」。命名権料は年間1千万円で、期間は2026年4月から10年間。愛称には市や市の産業の未来、川口で育つ子どもたちの未来へとつながる場所であってほしいとの思いが込められた。

 川口リリアは現在、老朽化した施設の大規模改修工事が行われており、来年4月1日に市民優先予約を受け付ける先行開業、同7月1日の本開業を予定している。

 愛称発表が30日、市役所で行われ、同社の深川和己社長は「新しいメインホールが市のブランド発信の場として、地域の産業振興の拠点として、子どもたちが文化芸術に触れて夢を描く場として発展していってほしい」と話した。

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