埼玉新聞

 

埼玉政経懇話会、さいたま市で5月20日開催 共同通信客員論説委員の平井久志氏が「韓国大統領選挙の行方と日韓関係」をテーマに講演

  • 平井久志氏

    平井久志氏

  • 平井久志氏

 埼玉政経懇話会5月例会が5月20日正午から、さいたま市大宮区の清水園で行われる。講師は共同通信客員論説委員の平井久志氏で、演題は「韓国大統領選挙の行方と日韓関係」。

 韓国の憲法裁判所は4月4日に尹錫悦大統領への弾劾訴追を認め、大統領を罷免した。これを受けて、6月3日に大統領選挙が行われる。最大野党「共に民主党」は李在明前代表を候補に選出することがほぼ確実な一方で、大法院は李在明前代表の公職選挙法違反事件について、極めて異例の迅速な審理を始めた。大統領選挙への影響が注目される。また李氏はこれまで日本に厳しい姿勢を取ってきたが、最近は協力の必要性にも言及しており、日本側も今後の対韓政策が問われている。これらの動向を専門家が解説する。

 平井氏は、1952年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、1975年に共同通信社入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員などを経て、現在は客員論説委員。ソウル特派員を3回務め韓国に10年以上、北京特派員で中国に4年間駐在した経験を持つ。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮半島報道でボーン・上田国際記者賞受賞。

 臨時聴講も歓迎(1人5千円)。問い合わせ、申し込みは事務局(埼玉新聞社内、℡048・795・9932)へ。

ツイート シェア シェア