人気上々!かわいさ際立つふわふわの羽毛…コウノトリの“ひな”、鴻巣のコウノトリ野生復帰センターで誕生1カ月 食べるドジョウの量も増え、順調に育つ
2025/04/30/13:54
鴻巣市明用の同市コウノトリ野生復帰センター「天空の里」で、3月29日に誕生したひな1羽がすくすくと育っている。誕生して1カ月。餌のドジョウを食べる量も増えている。かわいいひなを見ようと、多くの人が訪れている。人気上々だ。
ひなは、多摩動物公園(東京)から譲り受けた有精卵3個のうちの1個から誕生した「天空の里育ち」。コウノトリ「花」(雌9歳)と「空」(雄22歳)がふ化させた。有精卵2個が同じ日にふ化したが、ひな1羽は残念ながら4月2日に死亡した。
「天空の里」でコウノトリを見守り続けている市職員の栗原莉沙さん(33)は「ひな1羽は、順調に育っている。見学者から『かわいい』と人気を集めている。誕生から1カ月たって、黒い羽根も少しずつ増えた。黄色いくちばしの先も黒く変わりつつある」と話した。
ひなを直接見学することは難しいが、ライブカメラの映像がテレビでリアルタイムで見られる。ひなは、ふわふわの羽毛に覆われていて、かわいさが際立っている。
5月末までは午前10時から午後2時まで見学できる。入館料100円(中学生以下無料)。問い合わせは、天空の里(電話048・594・6311)へ。










