深谷市は12日から、市コミュニティバス「くるリン」で県内初となる自動運転を開始した。当面は自動運転の実施日や走行区間を限定し、運転手のいる「自動運転レベル2」で運行を行い、段階的に自動運転区間を増やして全線での自動運転を実現していく。
自動運転を導入したのは定時定路線の中でも北部シャトル便+周遊便として渋沢栄一生誕地を周遊する周遊便コース。全長約37キロのうち、大寄公民館からホフマン輪窯までの10・2キロ区間で、土日の午前9時半~午後1時半に自動運転を実施する。2027年度以降に運転手が車内にいない状態でも運転可能な「自動運転レベル4」の運行実現を目指すという。