埼玉新聞

 

タケカワさん、さいたま市教育委員に「身引き締まる思い」 旧浦和市出身、さいたま市の歌作曲などゆかり

  • タケカワユキヒデさん(市提供)

 さいたま市出身の音楽家タケカワユキヒデ(本名・武川行秀)さん(69)が、市教育委員会の新しい委員に就任することが24日、決まった。市議会が同日、市提出の人事議案に同意した。就任は28日付で、任期は4年。タケカワさんは「身が引き締まる思いです」とコメントした。

 市教委などによると、タケカワさんは旧浦和市出身で、県立浦和高校、東京外語大を卒業。1976年4月にロックバンド「ゴダイゴ」を結成し、「ガンダーラ」「モンキーマジック」「ビューティフルネーム」「銀河鉄道999」などのヒット曲を連発し、ソロシンガーとしても活躍している。市の歌「希望(ゆめ)のまち」の作曲、昨年の市合併20周年事業にも参加するなど、市とゆかりが深かった。

 清水勇人市長は「武川さんは教育、学術、文化に関し識見を有し、人格も優れており、教育委員として適任であると考えております。さいたま市の子どもたちの夢と希望をかなえるため、ご協力をいただきたいと思います」などとコメントを出した。

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