24日午後4時20分ごろ、さいたま市岩槻区箕輪の東北道下り線で、乗用車2台とバイク2台の計4台が絡む事故が発生。バイクに乗っていた群馬県太田市龍舞町の女性（57）が頭などを強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。県警高速隊は、自動車運転処罰法違反（過失傷害）の疑いで、乗用車の京都市左京区上高野大橋町、自営業の女（28）を現行犯逮捕、過失致死傷に切り替えて捜査する。

　同隊によると、現場は片側3車線の同線岩槻インターチェンジ（IC）から約3キロの地点。乗用車は追い越し車線を運転中に、何らかの原因で左側の第2車線へ入りワゴン車に追突。さらに第1車線のバイク2台に立て続けに衝突した。女性は夫（56）が運転するバイクの後部座席に同乗。女性の夫ら20～50代の3人が重軽傷を負った。事故の影響で、同線岩槻IC―久喜白岡ジャンクション（JCT）間が午後10時50分ごろまで通行止めとなった。