埼玉新聞

 

クリの王様×狭山茶 新甘酒2種、日高で販売開始 甘さと渋みマッチ 素朴でこく深い味わいに

  • 新発売の「くり抹茶甘酒」(右)と「さやまっ茶甘酒」(左)。中央は2020年から販売中の「くり甘酒」(クリメン提供)

 日高市の特産であるクリで町おこしをするクリメン(同市)は、同じく同市の特産品の狭山茶とコラボした新商品「くり抹茶甘酒」などを21日から発売する。クリと米麹(こうじ)の自然な甘みを抹茶の渋みが引き立てた、素朴でこく深い味わいだ。

 昨年、クリと米麹を使った「くり甘酒」が埼玉県新商品アワード2021の金賞を受賞して話題となった。同社が培ってきたクリの加工技術により、通年でのクリの取り扱いが可能になったことで、狭山茶の抹茶とクリの王様と呼ばれる「利平栗」をブレンドした新たな商品を開発し、新茶の季節に販売を開始した。

 同商品に加え、狭山茶の抹茶と米麹を使用した「さやまっ茶甘酒」も新発売する。

 今井小次郎代表(40)は「特産品の利平栗と、希少性の高い狭山茶を使った商品は、この地域の魅力を最大限に生かした唯一無二の商品。多くの人に堪能してほしい」と話している。

 「くり抹茶甘酒」は140ミリリットル、330円(税込み)。同市のクリメンショップ女影(「ワンストップショップ十一屋」内)で販売するほか、あぐれっしゅ日高中央(同市)や観光情報物産館YOT-TOKO(所沢市)でも販売する予定。

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