救急車が事故…女性を搬送中 擦れ違い難しい狭い道路 カーブを通り抜ける際に電柱と接触 別の救急隊に患者引き継ぎ、搬送が37分遅れる
2025/02/04/09:20
川口市消防局は3日、患者を搬送中の救急車が電柱に接触し、搬送が約37分遅れる事故があったと発表した。
南消防署管理課によると、2日午後3時ごろ、同署青木分署救急小隊の救急車が意識障害のあった88歳女性を救急搬送中、同市桜町の路上で、車体左側スライドドアが電柱に接触。現場は車の擦れ違いが難しい狭い道路で、左カーブを通り抜けようとした際に、車体が電柱と接触したとみられるという。事故後、患者を別の救急隊に引き継ぎ対応。医師の確認で、搬送の遅れに伴う患者への影響はないとみられるという。事故を起こした救急車は車体の一部の塗装が剥がれるなどしたが、自走は可能。
同課は「運行中は安全確認を徹底し、緊急走行時はより一層注意を払うよう努める」とした。










