埼玉新聞

 

【鉄道情報】JR線でレールにひび…湘南新宿ラインなど運転見合わせに 横須賀線の線路故障と修復 計17本が運休、最大1時間49分の遅延 6万5千人に影響 宇都宮線、高崎線、埼京線もダイヤ乱れ 30日夜まで

  • 西大井―武蔵小杉駅駅の周辺地図(国土地理院HPから)

    線路故障が発生した西大井―武蔵小杉駅駅の周辺地図(国土地理院HPから)

  • 西大井―武蔵小杉駅駅の周辺地図(国土地理院HPから)

 JR東日本によると、30日、湘南新宿ラインなどが、横須賀線内の線路故障と復旧作業の影響により一時運転見合わせとなったことで、関係路線で合計17本が運休、39本が最大1時間49分遅延し、約6万5千人に影響が出たことが分かった。

 30日午前7時38分、横須賀線の西大井―武蔵小杉駅間で、レールにひびが見つかったため、湘南新宿ラインなどが約30分間運転を見合わせ、計2本が運休し12本が遅延、約3万5千人に影響が出た。

 レールの応急処置後、いったん運転を再開。ラッシュ時間が終わった30日午前10時28分から、継ぎ目に板を設置するなどの復旧作業を行ったという。

 このため、再び湘南新宿ラインなどで1時間以上、昼過ぎまで運転見合せとなった。これにより、関係路線で合計15本が運休、27本が最大1時間49分遅延し、約3万人に影響が出た。

 この影響は、高崎線、宇都宮線、埼京線などにも及び、ダイヤの乱れが30日夜まで続いた。

=埼玉新聞WEB版=

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