ゲーム機を不正操作…無料で利用した男逮捕 ゲームセンターで762回分 不審な動きをしていた男が防カメに 店員が確認すると使用回数と料金合わず 「お金を使うのが惜しかった」と話す40歳
2025/01/31/09:55
ゲームセンター内のゲーム機を不正操作し、利用クレジット回数を増やして無料で利用していたとして、東入間署は30日、電子計算機使用詐欺の疑いで、ふじみ野市大井1丁目、会社員の男(40)を逮捕した。
逮捕容疑は、2024年8月2日午前10時ごろから午後2時25分ごろの間、ふじみ野市のゲームセンターで、カードアーケード対戦型ゲーム機を不正に操作し、利用回数クレジットを781回に増やして記録。このうち762回分を不当に利用し、7万6200円相当の不法の利益を得ていた疑い。
同署によると、同ゲーム機のクレジット1回は100円分。1回の利用料金が100円から数百円で、カードを印刷する料金もクレジットで利用できる。
事件当日、同センター内で不審な動きをしていた男が防犯カメラに写っていたことから、同店舗従業員がゲーム機を調べたところ、使用回数と利用料金が合っていないことが分かり、同日午後、同店長が署に届けた。署は防犯カメラなどから男を特定し、裏付け捜査を進めていた。
男は「カードのコレクションのためにお金を使うのが惜しかったのでやった」と動機を供述している。同センターでは昨年1月ごろから、同様の手口でゲーム機を不正利用するケースが相次いでおり、署は関連を調べる。










