埼玉新聞

 

<新型コロナ>職場クラスターで従業員12人が…埼玉1750人感染4人死亡 県立12校で生徒34人感染

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 埼玉県などは26日、新型コロナウイルスに感染していた80~90代の男女4人が死亡、新たに1750人の感染を確認したと発表した。感染者の内訳は県発表が1106人、さいたま市466人、川口市102人、川越市27人、越谷市49人。

 これまでに確認された感染者は50万3740人(チャーター便帰国者含む)、死者は1434人(26日午後6時現在)。

 25日夜時点の重症者は8人、感染者の入院は602人、宿泊療養533人、自宅療養1万6650人。退院・療養終了は48万1127人。

 県によると、県管轄では80~90代の男女4人が死亡した。感染の詳細が判明したのは、前日午後判明分を含め、未就学児~100代の男女1097人。うち、みなし陽性は24人。クラスター(感染者集団)関連では、県内の建築事業所で従業員12人が感染した。会食で感染したとみられるのは20代男性2人。ワクチンを3回接種済みだったのは10~90代の男女116人で、2回接種は10歳未満~90代の男女319人だった。県教育局によると、県立学校12校で児童生徒34人が感染し、学級閉鎖を16件実施した。

 さいたま市によると、感染が判明したのは10歳未満~90代の男女466人。うち2人が中等症。

 川口市によると、感染が判明したのは10歳未満~80代の男女102人。保育施設は7園が休園。学級閉鎖は小学校10校13学級、中学校2校2学級、市立高校1校2学級。

 川越市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~60代の男女27人。

 越谷市によると、感染が判明したのは未就学児を含む10歳未満~90代の男女49人。市内の高齢者施設で入所者16人と職員9人が感染し、クラスターが発生した。

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